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仕事・勉強・休憩・趣味など利用方法は無限大ですが、本日は高卒認定試験についてのお話です。
聞いたことのある方、大検なら知っている! という方もいらっしゃるでしょう。
正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」。
合格すると、高卒と同等以上の学力があることが国から認められる試験です。
何らかの事情で高校は卒業できなかったけれど
・大学で専門的なことを学びたい!
・キャリアアップに生かしたい!
といった方にオススメの国家資格です。
上記の他にも、高校在学中だけど卒業単位が…という方も学校によってですが代替措置として利用されています。
大検(大学入学資格検定)のときは、大学を受験するためのものとしての意味合いが色濃かったのですが、高卒認定になってからはますます就学・就業の門戸が広がってきています。
これで「高卒じゃないから…」と諦めていたことがありませんか?
高卒認定を取得すればそれが可能に!
あくまで高卒程度の学力を証明する資格であり、最終学歴が高校卒業になるわけではないというところは注意が必要です。
しかし、大学を卒業したりキャリアを積んだりと取得後の活用方法がさまざまな資格でもあります。
昨今では企業認知度も上昇しているようです。
公務員志望の場合でも、高卒者対象の国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)や、高卒が受験条件の一つである国家資格小学校教員資格認定試験も受験可能です。
そんな高卒認定の受験資格は
①受験年度に満16歳以上、
②大学入学資格を持っていない方、の2つ。
試験は年に2回、8月と11月に各都道府県で開催されています。
1科目からの受験が可能で、最大10科目合格で資格認定されます。
一度にすべての科目を受験する必要はなく、高校中退や大検などで特定の科目の単位を所持している場合などは一部免除されることもあります。
もう少し細かい内容は次回の高卒認定②の記事で。