・世界遺産とは一体なんなんだろうか？？
世界遺産は、
1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約の中で定義されている、「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です」
現在の世界遺産の数は、1052件(165カ国)が登録されています。
少し前に、富士山が世界遺産になり話題になりましたね。
では、ここからが本題の”世界遺産検定”について調べていきましょう。
世界遺産検定とは、
NPO法人世界遺産アカデミーの認定している資格です。世界遺産活動の目的である国際的な相互理解や平和理念、世界遺産登録の条件など、世界遺産を基礎から学ぶことで「世界遺産保全の草の根ネットワーク」が広がることを目的とし、世界遺産について学んだ知識を社会に還元するためにできた資格です。
公的資格ではありませんが、文部科学省も推奨している資格だそうです。
すごいΣ（ﾟдﾟlll）
趣味の延長の資格だと思っていたこと深く反省します。m(_ _)m
世界遺産検定は、
４級〜１級、さらにその上の”マイスター”と級が設けられています。
・４級 ・・・
マークシート形式で、日本の全世界遺産と、主要な世界の遺産27件から出題され、世界遺産に関する基礎知識も問われる。
公式テキスト「きほんを知る世界遺産44」からの出題が多いのでくまなく勉強していれば合格できるのでは！？
100点満点中、60点以上で合格。
・３級 ・・・
マークシート形式で、世界遺産の基礎知識のほか、日本の全世界遺産と、主要な世界の遺産100件から出題される。
範囲がいきなり100件に増えるが、公式テキスト「はじめて学ぶ世界遺産100」をしっかりと勉強していれば大丈夫。
100点満点中、60点以上で合格。 ３級から履歴書等に記載が可能。
・２級 ・・・
マークシート形式で、世界遺産の基礎知識と、日本の全遺産、主要な世界の遺産300件から出題。一気に300件が範囲になり難易度が上がり合格率が下がります。
公式テキスト「くわしく学ぶ世界遺産300」はもちろん、さらに細かなところまで理解する事が必要。
登録の基準なども出題される。
100点満点中、60点以上で合格。
・１級 ・・・
マークシート形式ですが、世界遺産に関する知識とすべての世界遺産が出題範囲。(現在の世界遺産の数が1052件)さらに毎年、新しく登録が増えていくので、それに対しての勉強も必要になってくる。 公式テキストは「すべてがわかる 世界遺産大事典＜上＞＜下＞」
200点満点中、140点以上で合格。
・マイスター ・・・
マイスターという名前だけあって1級までの問題とは大きく異なります。世界遺産についてしっかりと理解していないと合格できない論述問題が３問出題されます。
世界遺産の抱える問題や課題を理解し、自分の言葉で記述できるように勉強が必要。簡単に言うと論文ですね。
受験資格は、４〜２級までは誰でも受験する事が可能で、１級は２級取得した人のみ、マイスターは１級を取得した人のみとなっています。
さっきも言いましたけど、趣味の延長じゃ取得できない資格ですね(^^;;
俳優の鈴木亮平さんがTVで世界遺産が好きすぎて
「１級を持っています。」とおっしゃっていましたが本当に好きなんですね！！
・世界遺産検定を取得してのメリット
・大学入試で遊具される
学生さんには朗報ですね！！200校を超える大学でAO・推薦入試で評価されています。(各学校の入試要項で確認してください)
・旅行業界で活用
添乗員さんや旅行代理店での接客、ツアー企画担当などで活躍
・就職活動でのPRに役立つ
就職活動の選考時に優遇されるわけではありませんが、大手旅行業界が注目しておりエントリーシートの資格欄に「世界遺産検定」を設けている企業もある。
旅行業界に就職したい方は取得していれば有利かもしれませんね。
やはり、旅行業界にはすごく強い資格だと言う事がわかりますね。
年に４回ほど実施されているので学生さんや世界遺産に興味がある方などはチャレンジしてみてはいかがですか？？
これから寒い季節がやってきます。ですが、Co:Laboでは皆様が快適に勉強やお仕事ができるようにクルー一同お手伝いさせていただきます。
皆様のご来店お待ちしております。
