2016年11月17日木曜日

私のオススメの一冊② 📙 『羽生結弦 誇り高き日本人の心を育てる言葉』

コラボクルー、貼り絵作家の岡森陽子です。

今回も私のオススメの本を一冊ご紹介いたします。




今日のオススメの一冊は





『羽生結弦 誇り高き日本人の心を育てる言葉』

監修 児玉光雄 (追手門学院大学客員教授 日本スポーツ心理学会会員)


この本は、弱冠19才で金メダリストとなった羽生結弦選手が語った数々の言葉を集めたものです。

若くして王者となった彼の言葉には真の美しさがあります。

スケートが出来るだけではない、礼を重んじる心。

そして常に自身の目指す先をイメージする謙虚さ。


彼の生き方・考え方は多くの人々を魅了します。

その胸を打つ言葉がたくさん集約されています。


どんな世界に生きていても失敗やスランプはつきものです。

そんな人生のピンチを乗り越えていくためのバイブルです。


では、私が特に心に残った言葉をいくつかご紹介いたします。

「王者になる。まずそう口に出して、自分の言葉に追いつけばいい。」

強い想いは現実になります。

自分の目標を決めて宣言する、そのことがその人の願望を叶えてくれるのですね。

憧れの、理想の姿をイメージし、常にその目標を心の中に持っておく。

時の流れは速く、ふと気が付けば憧れは憧れのままに。

本当になりたい自分には自分から近づいていく。

そんなことを教えてくれる言葉です。

「僕は僕。羽生結弦以上でも以下でもない。」

これは等身大の自分を把握する、というとてもストレートな言葉です。

等身大のありのままを表現することで、人々の胸を打つ演技ができるのでしょう。

現実の社会生活の中で自己評価というのは、ときに揺らいでしまうものです。

そんなときこそ、この言葉を思い出したいものです。


羽生結弦選手の強さの礎は、このぶれない心にあるのだと感じました。

人がどう思っているかではなく、自分がどうなりたいか。

常にど真ん中には「自分自身」を置いておく。

そうすれば、自然と雑念は寄せ付けない。


何がしたいのか、どうなりたいのか、そして自信の描く「幸せ」とはどこなのか。

しっかり見つめて生きていきたいですね。


コラボは静かで落ち着く空間です。

コーヒーを飲みながら、じっくり自分自身と向き合ってみませんか?