2017年2月23日木曜日

私のオススメの一冊④ 📕 『10代のための 座右の銘』

みなさん、こんにちは。
コラボクルー、貼り絵作家の岡森陽子です。

今日も、私のオススメの一冊をご紹介します。
『10代のための 座右の銘』(大泉書店)です。
もちろん20代でも30代でも、ためになる本です。
サブタイトルの「君を未来へ導く296の言葉」も胸に響きますね。2017年。日本は豊かになりました。豊かになりすぎ、いったい何が幸せなのか、見えにくい世の中です。
自分の目指す未来へ、他人の未来ではなく「自分の未来」へ誘う、人生のバイブルです。

座右の銘

では、少しだけ内容を見てみましょう。
『人を許すことを覚え、身につけなければいけません。
許す力量のない者には、愛する力もありません。』
(キング牧師)
キング牧師は、黒人差別に対するボイコット運動を行い、自宅に爆弾を投げ込まれるなどの被害にあったが、その後『汝の敵を愛せよ』と説き、「許す」ことの大切さを身をもって示しました。

嫌なことをした人、自身の加害者を、これほどまでに大きな心で許せますか?
少なくとも、私はまだできないです。
「許す」ことは、自身の裁量の幅を広げます。
それはきっと自身にとってプラスになる。
「許せない人」を「許し、愛す」こと。
このことこそが、この大きな世界で、さまざまな価値観を持って生きる人々と、うまく関わるということなのでしょう。
私も目指します!
 

『相手が自分をわかってくれないことを嘆くより、自分が相手をわかっていないことを気にしなさい』
(孔子)
有名な古典『論語』での一文。
シンプルかつ分かりやすい孔子の教えは、時代・国境を越えてもなお生き続けている。
意見が食い違うと、「なんでわかってくれないんだ」と思ってしまうのが人間です。
「わかってくれない」「〇〇してくれない」これを、『くれない病』って言うんですって。
自分が相手を理解しようとも思わず、「~してくれない」「わかってくれない」と嘆く。
こんな『くれない病』をもっていては、決して相手といい関係は築けませんね。
まず、自分が理解する。
まず、自分。
この軸こそが、人間関係を円滑にするのでしょうね。
この言葉を胸に、生きていきたいです!

『空を見上げて。
下を向いていたら、虹を見つけることはできないよ。』
(チャップリン)
映画俳優・映画監督として、人々に「幸せを届ける」ことに注力したチャップリンらしさの光る言葉。
その言葉には優しさや聡明さが生きている。

帯


その世界で一流として名をはせた面々の放つ、一つ一つのメッセージは強く、ときに重い。
私たちは一人では生きられない、その当たり前のことに対し、時に人は人との関係に深く悩む。

万人に理解されなくてもいい。
大切なのは、「自分のパフォーマンスが上がる人」が一人でもそばにいること。


現代の複雑な人間関係に、そっと優しい光を照らす、心の整理にぴったりな一冊です。
ご興味あれば、ぜひ書店で探してみてくださいね!



背表紙

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