2016年11月20日日曜日

お茶のお話

ちょっと休憩、ティーブレイクしましょうと世界各地で楽しまれているお茶。

お茶の葉は紅茶、烏龍茶、緑茶は同じだということは知っていらっしゃる方も多いと思いますが、

では製法で味以外にどのように違うのでしょうか?

今日はお茶の効用を中心にレポートいたします。

お茶の効果


お茶を分類すると3つに分かれます。





お茶の葉をどう処理するか製法として、 緑茶は発酵を全くさせない状態、逆に 紅茶は完全に発酵させます。そしてウーロン茶は発酵具合を微妙に調節して作る、半発酵のお茶になります。
つまり発酵にヒントがあるようです。

   ・緑茶は発酵させない製法

   ・紅茶は酸化発酵を促す製法

   ・烏龍茶は半分だけ発酵させる製法




では発酵方法に違いがあると成分はどう違うのでしょう?
緑茶、紅茶、烏龍茶それぞれをまとめてみました。


緑茶

フラボノイド、フッ素
 カテキン(エピカテキン、エピカテキンガレード、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレード)が豊富
 ポリフェノール
 カフェイン、テアニン
 ビタミンC

ちなみに抹茶は茶の木に黒い布で覆いをして苦味成分のタンニンの生成を抑えて育てた新芽を摘み蒸して(殺青)から製茶した玉露の葉脈などを取り除き石臼で極細に引いた粉が抹茶と呼ばれます。

カテキンは抗酸化作用と脂肪燃焼効果があるそうです。 フラボノイドやフッ素というと口臭や葉のコーティングに効き目がありそうですね。 ポリフェノールも抗酸化力が高いそうです。
昔から緑茶の効用は「養生の仙薬、延命の妙薬」と呼ばれているそうですよ。


紅茶、

 紅茶ポリフェノール
 カテキン
 タンニン
 テアフラビン
 カフェイン
 フッ素
 ビタミン類
 カルシウム、ビタミンB1・B2、カリウム

紅茶のポリフェノールは高血圧予防、糖尿病予防、白せん菌の活動抑制効果があるそうで冷まして患部に塗れば水虫予防、テアフラビンはストレスを感じたときに発せられる脂質を貯める副腎皮質ホルモンの発生を抑え糖や脂肪を排出するなどダイエット効果があるそうですよ。



烏龍茶

ウーロン茶重合ポリフェノール
 ナトリウム、カルシウム、カリウム、
 マグネシウム
 カフェイン
 カテキン、
 タンニン
 テアニン

ウーロン茶重合ポリフェノールは烏龍茶を食事中に一緒に摂取することで、脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇を下げるそうです。

脂肪の排出も同じくスムーズに行われ肥満や中性脂肪が気になる方には最適な飲み物と言われています。

続けて飲用することで、肌の保水能力がアップし、皮脂の調整の働きもり肌の状態を整え、肌の色を作り、しみの原因ともなるメラニン色素の生成も抑える働きがあるそうです。


麦茶

茶葉ではありません麦を原料にした麦茶の成分も紹介しておきます。

 ピラジン
 Pクマル酸

ビラジンは血流改善効果があり、他に含まれるGABAやミネラルでダイエット効果が期待できるそうです。
Pクマル酸は、発がん性物質ペルオキシナイトライトに対して、消去活性効果が高くがん抑制効果があるそうです。またカフェインが含まれていないので、赤ちゃんからお年寄りまで飲用できるため安心ですね。
さらにカロリーゼロもダイエットにはうれしいですね。





コラボでは暖かい緑茶を無料でお飲みいただけます。これからの季節は風邪予防が大切、緑茶のカテキンで風邪を引かないよう健康に留意して、勉強、お仕事この冬を乗り越えましょう!